診療について
Medical Information
診療対象動物
犬
と
猫

診療時間
初診の方へ
よりスムーズな診療案内のため予事前のご予約を推奨しております。
HPの予約フォームまたはお電話にてご予約ください。
ご来院の際の注意点
わんちゃんはキャリーに入れるか、リードをつけてご来院ください。
猫ちゃんは必ずキャリーケースに入れてご来院ください。
怖がりの猫ちゃんは洗濯ネットに入ると来院の恐怖を軽減できる場合があります。


予防医療
Preventive Medicine
当院ではわんちゃん、猫ちゃんの予防診療を積極的に行っています。
わんちゃんの1年間の予防には狂犬病ワクチン、混合ワクチン、フィラリア症、ノミダニ、健康診断など様々あります。
狂犬病ワクチン及び混合ワクチンの接種は年に1回の接種を推奨しております。
フィラリア症は毎年春に抗原検査を行い、陰性を確認した後に予防薬を服用します。
フィラリア薬の服用期間は4〜12月を推奨しております。
ノミダニは通年を推奨しております。
犬のワクチンの分類
犬のワクチンには、法律で義務化されている「狂犬病ワクチン」と任意で接種を行う「混合ワクチン」があります。そして混合ワクチンは「コアワクチン」と「ノンコアワクチン」に分けられます。それぞれ全世界的に見られる感染症でいずれも感染すると重症化しやすいコアワクチンと、感染リスクが高い環境にいる子たちには接種が必要なノンコアワクチンに分けられます。
狂犬病予防注射について
Q狂犬病とはどんな病気?
狂犬病ウイルスを持つ犬や猫、コウモリなどから咬まれたりすることで唾液を介して感染する人獣共通感染症(人と動物間で感染する病気)です。一度感染してしまうと、ほぼ100%死亡する恐ろしい病気です。厚生労働省によると2006年と2020年に輸入感染例がありましたが、それ以前の発生例は1970年です。しかしながら、症状が出た場合は確立された治療法がないためワクチン接種が非常に大切です。
Q狂犬病ワクチンとは?
狂犬病は「狂犬病予防法」という国の法律によって
毎年1回の狂犬病予防注射の接種が義務付けられています。
Q接種時期はいつ頃が良いか?
生まれたばかりの子犬は生後90日以降にその年の分を接種します。
成犬は毎年4~6月に接種する子が多いですが、接種時期の義務はなく、冬に打ち始めた子は毎年冬に接種することも可能です。
Q注射済票の仮交付とは?
所沢市にお住まいの方は、狂犬病予防注射の案内(はがき)を持参していただくことで、当院で狂犬病予防注射の登録料をお預かりし、市役所への届出は不要でその場で注射済票をお渡しすることができます。
Q狂犬病予防注射の猶予とは?
重度の基礎疾患(心臓病やがん、てんかんなど)をお持ちの子は診察後にその年の狂犬病予防注射を猶予することが可能な場合がございますので、お気軽にご相談ください。

犬の混合ワクチンについて
Q混合ワクチンとは?
文字の通り混合ワクチンは複数の種類のウイルスに対するワクチンを1本に混ぜたもので、接種することで、それぞれのウイルスに対する抵抗力(免疫)を獲得し、病気の発症を予防あるいは重症化を防ぐ役割があります。
Qなぜ混合ワクチンが必要なのか?
ワクチンの対象となる感染症は、日常的に存在しており、中には命に関わるほど大きな感染症もあります。特に子犬や高齢犬は免疫力が低下しており感染によって重症化しやすい、またワクチンに含まれる感染症は特効薬(この薬飲めば完治する)が少なく、対症療法が中心となり、発症した際には打つ手が少ないことからワクチン接種が重要であるといえます。
Qコアワクチンとは?
犬の混合ワクチンは「コアワクチン」と「ノンコアワクチン」に分けられます。コアワクチンは全世界的に見られる感染症で、「犬ジステンパーウイルス感染症」、「犬パルボウイルス感染症」、「犬伝染性肝炎」、「犬アデノウイルス2型感染症」が含まれます。いずれも感染すると重症化しやすい感染症です。ノンコアワクチンには、「犬パラインフルエンザウイルス感染症」、「犬コロナウイルス感染症」、「レプトスピラ感染症」があります。これらは感染リスクが高い環境にいる子たちには接種をお勧めしています。
Q混合ワクチンの種類はいくつ?
犬の混合ワクチンの種類は多く、2〜10種の混合ワクチンが存在します。特にその中でも5種ワクチン〜10種ワクチンが多くの動物病院で用意されています。
5種ワクチンは「コアワクチン」の4種に加え、「犬パラインフルエンザウイルス感染症」のノンコアワクチンを加えた合計5種のワクチンです。それ以降は下記の早見表のように4つの形があるレプトスピラ感染症をどこまで入れるか、犬コロナウイルス感染症を含めるかで変わってきます。

Q5種と7種どちらを打つべき?
当院では5種と7種の混合ワクチンをご用意しております。
1つの目安としては、
5種:家の中だけ、お散歩も街中を少し歩く程度の子
7種:お散歩やキャンプなどのお出かけをよくする子
7種に含まれるレプトスピラ症は人にも感染する人獣共通感染症の1つでネズミなどの尿に含まれます。自然に行くことの多いアウトドアなどによく出かける子は予防が推奨されます。

Q混合ワクチン接種は毎年必要ですか?
従来は、混合ワクチンは年に1回の接種を行なってきましたが、世界小動物獣医師会(WSAVA)ではワクチンの有害事象の観点から、ワクチン間隔の延長が議論されております。当院では抗体検査も行うことができ、その子に応じて必要なワクチン頻度もご相談させていただきます。
Q抗体検査とは?
ワクチンの過剰接種や副作用のリスクを減らすために、現時点でワクチンの抗体価が残っているかを確認できます。その結果に応じて、今年の混合ワクチン接種を見送る場合もあります。

Q混合ワクチンの副反応は?
ワクチンの副反応の1つとしてワクチンアレルギーがあります。
接種後短時間(1時間以内)に起こるもの、いわゆるアナフィラキシーショックは急に元気がなくなり、血圧低下やチアノーゼ(舌が青くなる)呼吸困難などを呈し命に関わります。
一方で接種後数時間〜数日以内に起こるものとして、顔の腫れや赤み、全身の痒み、嘔吐などのアレルギー反応があります。程度はその子により様々であり、症状が出てしまった際には動物病院を受診しましょう。
Qワクチンを打つ時間帯はいつがいい?
何かアレルギーが起きてしまった際に、すぐに対応ができるよう、当院では午前中の接種を推奨しております。
当院の避妊手術
Contraception
当院はお腹に糸を残さない手術を心がけ、マイクロ波を用いた外科用エネルギーデバイス「Acrosurg.(アクロサージ)」を導入しています。
避妊手術やお腹の手術では、結んだ糸をお腹に残すことで縫合糸反応性肉芽腫というお腹に残った糸に炎症反応が起こり「しこり」を形成してしまいます。その結果、若いうちに避妊手術をしても年単位の時を経て、お腹の中にしこりができてしまい障害が出てしまう場合があります。
それを防ぐため、当院ではアクロサージによる血管処理を行い、できるだけお腹に糸を残さないように手術を行なっております。

診療料金表(税込)
Fees
診察料
初診料 | 0円 |
再診料 | 550円 |
ワクチン
狂犬病注射 | 2,950円 | |
鑑札済票料 | 550円 | |
犬 | 5種 | 7,700円 |
7種 | 8,250円 | |
猫 | 3種 | 5,170円 |
去勢手術
犬(5歳未満) | 5kgまで | 24,200円〜 |
猫(5歳未満) | 19,800円 |
避妊手術
犬(5歳未満) | 5kgまで | 44,000円〜 |
猫(5歳未満) | 38,500円 |
マイクロチップ
マイクロチップ代金 | 4,714円 |
埋没技術料 | 1,257円 |